エックスサーバー・SWELL・Claude ほか、運営に役立つサービスをまとめました
オレンジ枠のサービスは、ジャベ雄が今も使っているものです
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WordPressを運営していると、サーバーの中のファイルを直接さわりたい場面がたまに出てきます
その代表が、無料のファイル転送ソフトFileZilla(ファイルジラ)を使う方法です
普段の記事投稿は管理画面でほぼ完結するので、最初から必要になるわけではありません
ただ、プラグインの更新で管理画面が真っ白になった、みたいな「いざ」という場面では、サーバーのファイルを直接さわれると復旧できることがあります
この記事では、FileZillaでエックスサーバーにつなぐ手順を、FTPとSFTPの両方でまとめます
FTPに加えて、より安全に鍵でつなぐSFTPも、実際の画面に沿って残しておきます
サーバーの契約とWordPressの立ち上げ自体は、前の記事エックスサーバーを契約してWordPressを立ち上げるまでにまとめています
ジャベ雄FileZillaってよく聞くけど、ブログをやるのに本当にいるの?管理画面だけで足りてる気もするんだけど



普段はいりません
ただ、トラブルでサイトが開かなくなった時の保険になります
入れ方だけ知っておくと心強いです
FileZillaは、パソコンとサーバーの間でファイルをやりとりするための無料ソフトです
WindowsでもMacでも使えて、FTPにもSFTPにも対応しています
公式サイトからダウンロードして、案内どおりに進めればインストールは終わります
ひとつだけ注意で、ダウンロードページには「Client」と「Server」があるので、選ぶのはFileZilla Clientのほうです
エックスサーバーは2026年1月13日に、古い暗号化方式(TLS1.0/1.1)への対応を終えています
古いFileZillaやOSのままだと接続をはじかれることがあるので、ダウンロードは最新版を使うのがおすすめです
FTPは、ユーザー名とパスワードでサーバーにつなぐ昔ながらの方式です
設定がわかりやすいので、まずはこちらから試すと感覚がつかめます
つなぐのに必要な情報は、エックスサーバーのサーバーパネルで確認できます
「FTPアカウント設定」から対象のドメインを選び、「FTPソフト設定」を開くと、ホスト名やユーザー名が並んでいます
FTPの設定は、エックスサーバーの公式マニュアルFileZillaの設定方法でも案内されています(公式はFTP接続が中心です)
FileZillaに入れるのは、次の情報です
情報がそろったら、FileZilla側で接続先を登録します
FileZillaのメニューから「ファイル」→「サイトマネージャー」を開き、「新しいサイト」を押して名前をつけます
プロトコルは「FTP – ファイル転送プロトコル」、ホストはsv***.xserver.jpを入力します
暗号化は「明示的なFTP over TLSが必要」を選びます
ポートは空欄のままで大丈夫です
ログオンタイプは「通常」を選び、ユーザーにサーバーID、パスワードにFTPのパスワードを入れます
「接続」を押すと、初回は証明書の確認が出るのでOKで進みます
つながると画面の左がパソコン、右がサーバーになり、ファイルをドラッグでやりとりできます
ポート番号は空欄のままで問題ありません
FTPの標準である21が使われます
検索すると出てくる「10021」は同じサーバー内からつなぐとき用の番号なので、自分のパソコンからの接続では使いません
SFTPは、SSHという仕組みを使った安全なファイル転送方式です
パスワードの代わりに「鍵(キー)」でつなぐので、より安全に扱えます
エックスサーバーもSFTPに対応しているので、ここからは鍵を使ったつなぎ方を見ていきます
やることは2段階で、サーバー側で鍵を作る→FileZillaに鍵を登録してつなぐという流れです
まずはエックスサーバーのサーバーパネルで、SSHをONにして鍵を作ります
サーバーパネルの「SSH設定」を開き、状態を「ON」に変更します
「公開鍵認証用鍵ペアの生成」タブに移り、パスフレーズ(鍵を使うときの合言葉)を決めて入力します
そのまま生成ボタンを押すと、鍵が作られます
生成すると、[サーバーID].keyという秘密鍵ファイルが自動でダウンロードされます
これがエックスサーバーの鍵で、形式はOpenSSH形式です
後で使うので保管場所を覚えておきます
パスフレーズは、後で鍵を使うたびに必要になります
忘れると鍵を作り直すことになるので、控えておきます
秘密鍵ファイル(.key)も他人に渡らないよう大切に保管します
「鍵は.ppkに変換しないと使えない」とよく言われますが、それが当てはまるのはPuTTYやWinSCPで、FileZillaは少し事情が違います
FileZillaは、ダウンロードした.keyをそのまま登録できることが多いです
もっとも、FileZillaのバージョンや鍵の形式によっては読み込めないこともあり、その場合は更新するか.ppkへの変換で対応します



鍵って.ppkに変換しないとダメって聞いたよ?エックスサーバーがくれるのは.keyだけど、どうするの



PuTTYやWinSCPは.ppkが必要です
FileZillaは.keyをそのまま登録できることが多いですが、ダメなら.ppkに変換すればつながります
FileZillaのメニューから「編集」→「設定」を開き、「接続」→「SFTP」へ進みます
そこにある「鍵ファイルを追加」を押します
先ほどダウンロードした[サーバーID].keyを選びます
鍵が一覧に追加されれば登録は完了です
もし「変換しますか?」と出たら「はい」で進め、エラーで読み込めないときは下の対処に進みます
「.ppkにしないと使えない」のはPuTTYやWinSCPの話で、FileZillaは.keyをそのまま登録できることが多いです
もし読み込めないときは、FileZillaを更新するか、下のPuTTYgenで.ppkに変換すれば確実です
鍵を登録したら、FTPのときと同じくサイトマネージャーで接続先を作ります
違うのはプロトコルとポート、それにログオンの方法です
プロトコルは「SFTP – SSH File Transfer Protocol」を選びます
ホストはサーバーID.xsrv.jp、ポートには10022を入れます
ログオンタイプは「鍵ファイル」を選び、ユーザーにサーバーID、鍵ファイルに先ほど登録した鍵を指定します
「接続」を押すと、初回は「不明なホスト鍵」という確認が出ます
内容を確認してOKで進みます
パスフレーズを設定していれば一度入力を求められ、そのあとはFTPと同じく左右のファイルをドラッグでやりとりできます
初回接続で出る「不明なホスト鍵」は、つなぐ先のサーバーが本物かを確認する画面です
鍵が壊れているわけではなく、初回だけ出る正常な確認なので、内容を確認して「常にこのホストを信用し〜」にチェックを入れてOKを押すと、次回からは出なくなります
SFTPで一番つまずくのがポート番号です
エックスサーバーのSFTPはポート10022を使います
よくある「22」や空欄のままだとつながらないので、ここを間違えないようにします
FileZillaが.keyを受け付けないときや、WinSCP・PuTTYでも同じ鍵を使いたいときは、PuTTYgenで.ppk形式に変換すれば確実です
PuTTYgenを起動し、メニューの「Conversions」→「Import key」から[サーバーID].keyを読み込みます
パスフレーズを聞かれたら入力します
「Save private key」を押すと.ppk形式の鍵ができます
あとはFileZillaの「設定」→「接続」→「SFTP」でこの.ppkを登録すれば、つながるようになります
うまくつながらないときは、だいたい次のどれかです
上から順に見ていくと、原因が見つかりやすいです
FileZillaが一番ありがたいのは、トラブルで管理画面に入れなくなったときです
プラグインの更新や追加のあとにサイトが真っ白になり、管理画面すら開けない、ということがまれに起きます
こんなときは、FTPかSFTPでサーバーにつなぎ、wp-content/pluginsの中にある問題のプラグインのフォルダ名を変えます(末尾に_stopを足すなど)
WordPressは見つからないフォルダのプラグインを「無効」とみなすので、これで強制的に止められて、管理画面に入れるようになることが多いです
これは一般的に行われている復旧のやり方で、原因のプラグインを切り分けるのにも使えます
FTPで取り出せるのはファイルだけで、記事や設定が入ったデータベースは取れません
更新前にファイルを退避しておくのは役立ちますが、それだけで完全なバックアップにはならないので、サーバー側のバックアップ機能と合わせて使うのが安心です
今回のFileZilla設定で、AIに任せた所と、自分で責任を持った所を分けてみます
AIに任せた範囲
自分で責任を持った範囲
そう判断した理由
鍵やパスフレーズは、漏れると第三者がサーバーに入れてしまう情報だからです
手順を整理するのはAIが速いですが、認証情報を握るのと、実ファイルをさわる判断は人が持つべき領域だと考えています
FileZillaでエックスサーバーにつなぐ方法を、FTPとSFTPの両方で見てきました
FTPはIDとパスワードで手軽に、SFTPは鍵を使ってより安全につなげます
鍵まわりは難しく見えますが、FileZillaなら多くの場合.keyをそのまま使えます
もし読み込めなくても、更新かPuTTYgenでの.ppk変換で対応できます
普段は出番が少なくても、いざという時の備えとして用意しておくと心強いです
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