エックスサーバー・SWELL・Claude ほか、運営に役立つサービスをまとめました
オレンジ枠のサービスは、ジャベ雄が今も使っているものです
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AIにファイルを任せていて、前の状態に戻したくなったことはありませんか?
そのために使うのがGitです
ひとことで言うと自分で打つセーブポイントで、ゲームのセーブと同じように、打っておけば何度でもそこへ戻れます
ここで扱うのはGitが何をする道具なのかだけ
入れ方や操作は別記事に分けたので、まずは意味だけ持って帰ってください
ジャベ雄Gitって、開発者が使うやつじゃないのか?



もとはそうです
ただAIにファイルを触らせるなら、開発以外でも戻せる仕組みが要ります
AIは一度に複数のファイルをまとめて書き換えます
だから助かるときも困るときも、影響が一度に広がるんです
記事1本の修正を頼んだつもりが、関連する原稿や設定ファイルまで一緒に整えてくれたことがありました
ありがたい半面、どこがどう変わったのかを追えないと、良し悪しの判断ができません
Gitを入れると、この2つが同時に解けます
実は大きいのは読めるほうだったりします
戻せる安心があるから大きめの依頼が出せて、差分が読めるから出てきたものを受け入れるか決められる
この2つが揃って、はじめてAIに任せられるんです
この2つに加えて、出番は少ないものの役に立つ働きがあと2つ
黙って上書きされない=同じ場所を2つの経路から書き換えると、Gitはそこで止めてどちらを残すか聞いてきます
これがコンフリクト(競合)と呼ばれる状態
WordPressは逆で、同じ記事を2つの経路から書くとあとから保存したほうが黙って勝ちます
止まるのは手間ですが、気づかないまま消えるよりずっと安全なんです
枝を分けて試せる=ブランチという機能で、本筋を残したまま別の流れで作業できます
一人でひとつのフォルダを扱っているうちは、ほとんど出番がありません
ただAIは大きめの改修を安く出してくるので、丸ごと作り直させて、気に入らなければ枝ごと捨てるという使い方ができます
AIを使うようになってから価値が上がった機能だったりします
AIが書き換えたのは編集画面の中ではなくファイルそのものなんです
だからエディタを閉じていれば、取り消し履歴も残っていません
OneDriveやDropboxにもバージョン履歴はあります
でも戻せるのはファイル1つずつで保存期間もあり、「AIに頼む直前」みたいな自分で決めた区切りには揃わない
そこがちょっと惜しいところなんです
| 手段 | できること | 足りないところ |
|---|---|---|
| Ctrl+Z(取り消し) | 編集画面で直前の操作を戻す | 閉じると消える、外から書き換えられた分は戻せない |
| クラウド同期 | 最新の状態を別の場所にも置く、ファイル単位で前の版に戻せる | フォルダ全体を、自分で決めた区切りに揃えて戻せない |
| バックアップ | ある時点の控えをまるごと残す | どこが変わったかは分からない |
| WordPressのリビジョン | 投稿の本文を前の版に戻す | 本文・タイトル・抜粋だけ、入稿前のファイルは対象外 |
| Git | 自分で打った時点に戻す、差分を1行単位で見る | 打っていない時点には戻れない |
表の最後の行がGitの性格
自動で守ってくれる保険ではなく、自分で区切りを打つ道具だという点が他と違います
バックアップとも役割が違います
バックアップは全部まるごとの控えで、Gitはどこがどう変わったかを1行単位で見せるのが得意
この差分が見える性質が、AIの作業を受け入れるかどうかの判断材料になります
WordPressにもリビジョンという戻す仕組みがあります
ただ守備範囲がはっきり違っていて、Gitの置き換えにはならないんです
リビジョンが持っているのは本文・タイトル・抜粋の3つだけ
WordPressの公式ドキュメントでも、タクソノミー(カテゴリ・タグ)もメタフィールドも保存されないと書かれています(2026年8月に確認)
差が出るのは、たとえばこんな場面です
いちばん大きいのが3つ目
AIが触るのは手元の原稿ファイルで、WordPressに入るのはそのあとなので、事故の多くはリビジョンが生まれる前に起きるんです
だからといってリビジョンが要らないわけではありません
公開後にWordPressの画面で直した分は、逆にGitのほうが知らないからです
役割で分けるとリビジョン=公開後の1記事、Git=入稿前のフォルダ全体
両方あって、やっと穴が埋まります
リビジョンからの戻し方そのものはWordPressの自動保存で記事が消えたときの対処にまとめています
原稿を直すときに、こんなファイルの増やし方をしたことはありませんか?


この手作業を仕組みにしたものがバージョン管理で、Gitはその代表格
やっているのは2つ、ある時点のフォルダをまるごと記録することと、記録どうしを見比べて違いを出すことだけなんです
大きく変わるのは、記録が1つのフォルダの中で完結する点
コピーを横に並べる代わりに、フォルダの中の見えない場所へ記録が積まれていきます
Gitはプログラマー専用ではなく、けっこう幅広く使えます
中身が文字のファイルなら、記事の原稿だったり設定ファイルだったり、同じように扱えます
逆に写真・動画・Excelのような中身が文字でないファイルは得意ではありません
記録は残せますが、どこが変わったかを行で見せる強みが活きないからです
Gitが難しく感じる理由の多くは、仕組みではなく言葉
でも打てるようになる必要はなくて、言われたときに意味が分かれば足ります
| 言葉 | 意味 | AIはこう言ってくる |
|---|---|---|
| リポジトリ | Gitが履歴ごと管理しているフォルダ | 「このフォルダをリポジトリにします」 |
| コミット | 今の状態を1つのまとまりとして履歴に残すこと、残した1点そのものも指す | 「ここでコミットしておきます」 |
| ステージ(add) | コミットに入れる変更を選んで並べておく場所、ここに載せた分だけがコミットに入る | 「変更をステージに上げます」 |
| 差分(diff) | 2つの状態を見比べて、変わった行を並べたもの | 「差分を確認しますか」 |
| 履歴(log) | 打ってきたコミットの並び、どこまで戻れるかの一覧 | 「ログを見ると3つ前まで戻せます」 |
流れにするとフォルダをリポジトリにする→コミットを打つ→差分を見る→また打つの繰り返し
だいたいこの輪の中で全部の話が収まります
コミットには短いメッセージを添えます
あとで自分が読むためのメモなので、「導入文を書き直した」くらいの粒度でちゃんと足りるんです
残りは覚えなくても困りません
でも一度ざっと目を通してみたら、AIの返事で止まることがなくなりました
| 言葉 | 意味 | AIはこう言ってくる |
|---|---|---|
| ブランチ | 作業の流れの筋、本筋と分けて別に進めるための枝 | 「別のブランチで試しますか」 |
| マージ | 別々に進めた変更を1つに合わせること | 「ブランチをマージしておきます」 |
| コンフリクト(競合) | 同じ場所を両方が書き換えていて、Gitがどちらを残すか決められない状態 | 「コンフリクトが出たので、どちらを残すか教えてください」 |
| プッシュ | 手元のコミットを、外に置いたリポジトリへ送ること | 「GitHubにプッシュしますか」 |
| プル | 外のリポジトリの変更を取ってきて、手元の作業に合わせること | 「先にプルして最新にします」 |
| クローン | 外にあるリポジトリを、まるごと自分のパソコンに複製すること | 「リポジトリをクローンします」 |
上の3つは、同じ作業を分けて進めたときに出る言葉
一人でひとつのフォルダを扱っている間は出番がないので、意味が分かれば今は十分でしょう
下の3つ(プッシュ・プル・クローン)は、GitHubのように手元の外にリポジトリがあるときの言葉です
なので手元だけで使っているうちは、やっぱり登場しません
もっと詳しく知りたくなる前に、実際に入れて動かしてみるほうが早いはず
Gitでセーブと巻き戻しをする手順に、導入から戻し方までをまとめました
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